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西口修平「Nishiguchi’s Closet」古着もオシャレに着こなしたい

西口修平「Nishiguchi's Closet」古着を上手に投入

メンズファッションの世界で積極的に情報発信している業界人って、実はあまりいない。

「Nishiguchi’s Closet」を読んで、そんなことに気付きました。

ビームスFのディレクターが語るお洒落観には、新しい発見がいっぱいです。

書名:Nishiguchi’s Closet
著者:西口修平
発行:2019/10/3
出版社:学研プラス

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学研プラス
¥1,760
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作品紹介

西口修平さんはセレクトショップ「ビームスF」のディレクターです。

職業柄当然にファッショントレンドに敏感で、流行アイテムについても誰よりも詳しい存在。

けれども、西口さん本人が追及しているのは、あくまでも伝統的でクラシックなスタイルで、眼先のトレンドだけに追われて洋服を着ているわけではありません。

「Nishiguchi’s Closet」では、そんな西口さんの私的なクローゼットから、西口さんお勧めのコーディネートが紹介されています。

西口さんが提案する「10のこだわり名品」と「100のスタイルサンプル」で、お洒落の格上げに挑戦してみませんか?

なれそめ

僕はBEAMSでセレクトしているファッションアイテムが好きで、季節の変わり目には必ずショップをチェックするようにしています。

人気アイテムは予約のみで完売してしまう場合もあるので、もちろん公式サイトもチェックしています。

そして、ビームスのクリエイティブディレクター中村達也さんが、今季の流行アイテムを詳しく解説する動画「中村達也のトレンド解説」シリーズも大切な情報源で、毎回必ず視聴しているのですが、この動画に中村さんと一緒に出演しているのが、ディレクターの西口修平さんです。

クラシックなファッションに独特な捻りを加えた西口さんのお洒落はインスタグラムでも人気で、もちろん僕もフォローしています。

そんな西口さんが初のスタイルブック「Nishiguchi’s Closet」を出版すると知ったのも、やはり西口さんのインスタグラムでのことでした。

2019年10月に出版された際に即購入して、大人のメンズファッションを勉強しています。

本の壺

西口さんのファッションスタイルの基本はクラシックとビンテージを混ぜたスタイル

「Nishiguchi’s Closet」では、そんな西口さんがセレクトした「10のこだわり名品」別に、「100のスタイルサンプル」が提案されています。

解説がすごく具体的で、コーディネートの参考になる情報が満載です。

ここでは、そんな西口式お洒落哲学の中から、ぜひ覚えておきたいアイディアを3つだけご紹介してみたいと思います。

大人男子は上質なニットウェアを愛す

西口さんが提案するのは、大人のファッションスタイルです。

やんちゃなストリートファッションとかは、ほとんど登場しません。

例えば、そんな大人の男性に似合うのがニットウェアです。

西口さんのニットを選ぶ上での絶対条件は「体に自然にフィットするもので、多少高価でも上質な素材で編まれたものであること」

上質なニットは、汗さえ洗い流せば10年以上着ることができるそうなので、良い物を買った方が、結果的にはコスパが高いということなんですね。

夏と言えば「Tシャツ」が定番ですが、素敵な大人は夏でもニットウェア

僕も今年の夏は夏ニットの定番「ポロシャツ」をメインにしてみたいと思います。

ブランドはもちろんジョン・スメドレーかラルフローレン、そしてラコステですよね。

大人男子は古着を積極的に採り入れる

西口さんのワードローブは、新品と古着の割合が「4:6」くらいなんだそうです。

つまり古着の割合の方が大きい!

西口さんにとって、古着はクラシックな洋服のひとつという位置付けであり、伝統的な技法で仕立てる服も、伝統的な技術で作る服も、どちらにもクラシックな魂が宿っていると考えているんだとか。

この本を読んでから、僕も積極的に古着を採り入れるようになりました。

僕の場合、ジーンズには全然こだわりがなくて、「A.P.C.(アーペーセー)」というフランスのブランドの定番品だけを数タイプ揃えて、それを延々と更新し続けています。

でも、西口さんの本を読んで、リーバイスのビンテージも良いなあと思うようになりました。

古着の世界をもっと勉強してみたいと思います。

大人男子はオールドコ-チの黒い巾着バッグを愛す

「Nishiguchi’s Closet」ではファッション小物についても詳しく紹介されています。

例えば、靴とか鞄とか帽子とか眼鏡とかアクセサリーとか。

そんな中でも鞄に対する西口式哲学はかなり参考になりました。

それは、鞄はコロコロと変えないのが信条で、長く付き合っていくことを前提に、素材や作りの良いもの、普遍的なデザインのものを厳選している、ということ。

併せて、西口さんは、エレガントなスタイルの邪魔をしない、シンプルでクラシックなものを選ぶようにしているそうです。

本書では「鞄はこの10個さえあれば十分お洒落に」ということで、10アイテムが紹介されていますが、そのうち「COACH(コーチ)」のアイテムが2つも入っていました

やっぱり、COACHって良いんだなあ。

こんな感じで「Nishiguchi’s Closet」には西口式お洒落哲学がびっしりと詰め込まれています。

これからメンズファッションを始めたいと思っている方にもお勧めですよ。

読書感想

「Nishiguchi’s Closet」で西口さんがセレクトした「10の名品」では、10のカテゴリ別に3つずつの商品が紹介されています。

そして、各カテゴリでは、この3つのアイテムをベースにそれぞれ10通りのスタイルサンプルが提案されています。

それぞれのカテゴリで西口さんのお洒落哲学が披露されています。

たくさんの具体的なブランドや商品が紹介されているので、実際のショッピングの参考にもなります。

「西口式こなれテク」も直ちに導入したいですね。

ただし、一番大切なことは清潔感だと、西口さんは言います。

清潔感を大切にしながら、大人のオシャレを楽しんでみたいと思いました。

まとめ

西口修平さんのファッションスタイルは、大人のゆとりを感じさせるクラシックとビンテージの融合型

ビジネスマンにもビジュアルが重要な時代、ファッションはビジネススキルのひとつ

「Nishiguchi’s Closet」は大人のメンズファッションの教科書として超絶お勧め。

著者紹介

西口修平(ビームスFディレクター)

西口修平さんは1977年(昭和52年)生まれの今年43歳。

大阪府豊中市出身の関西人ですが、トレンド解説動画では、なぜかいつも標準語です(時々素の関西弁が混じるときが楽しい)。

イタリアで開催されるファッション展示会「ビッティ・ウオモ」では、最もスナップされる人物として注目されているんだとか。

身長180cm、体重65kg、血液型はO型で、口癖は「知らんがな」(笑)。

マフィア映画が好きな、女の子2人の父親です。

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じゅん
じゅん
札幌在住の文化系社会人。文学散歩とカフェ読書を楽しんでいます。札幌中央図書館の2階辺りに棲息中。